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2004.10.31

新潟ボランティアレポート

若竹です。

新潟中越地震災害救援にご尽力されているみなさん、お疲れさまです。
28日~30日の現地レポートをHPにアップしましたので、お知らせします。
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【街頭募金で物資購入】
27日に、武蔵小金井駅頭で新潟県中越地震災害支援を訴え街頭募金をしました。
1時間半で約8万円の募金が集まりました。

物資カンパ分より、
○豚汁100人前の材料(水、燃料、発泡スチロール食器含む)
 ♯豚汁のアイデアは、25日に現地に入っていた友人の議員と携帯で話した際に、一番喜ばれるのは何か、と聞いたら「あったかい食べ物だね」と言われて決めたもの。

○全国からの主な支援物資品目では品薄になっていそうな生活用品(歯ブラシセット、乳児用おしりふき、大人用紙おむつ、お菓子、子ども達のための絵本、水なしシャンプー、離乳食、生理用品、下着類、靴下(大人用、子ども用)、缶詰、断熱マット、ウェットティッシュ、乳児用せんべい、カセットコンロ、電気ストーブ、その他)を購入し、寸胴なべやまな板、包丁、ザルなどと一緒に7人乗りワゴン車に積みこみ、長野経由で十日町市へ。

【豚汁と物資を受け入れてもらう】
午後、まず十日町ボランティアセンターに行き、豚汁の準備があることを申し出ると、センターの責任者Uさんにつないでもらえました。その後センターの方に案内され十日町市役所へ。
職員の方が避難所の収容人数を参考にしながら各避難所へ問い合わせをはじめました。

炊き出し先の指示があるまでの間、市役所裏の物資置き場で1人の市職員の方とともに車に積んできた物資の荷下ろし作業車から物資をいったんは降ろしたものの、職員の方が内容を見て「まさに避難所セットと言える内容ですね。」とおっしゃったので、「なんでしたら、ご指示があれば直接避難所まで搬入しますよ」と申し出ると、職員の方も機転をきかせ「それがいいですね」となり、物資を再び車に積みなおしました。

まもなく豚汁炊き出し先の小学校が決まり、物資も同じ小学校へ運ばせていただくことになりました。

【炊き出しおわって消防団の方と意見交換】
午後7時、豚汁完成。1日中家の片付けなどでお疲れの方々に食べていただくことができました。
夜、小学校で車の誘導などされていた消防団のみなさんからテントに招待され、一緒にテーブルを囲みながらしばらく意見交換をしました。
その後「どこで寝るんですか?」と聞かれ「車で寝ます」と答えると、「ぜひ体育館で」と言われ、一旦は「避難所といえど被災者の方々のプライベート空間ですから…」と答えたものの迷っていると、「ぜひ避難所を体験してください」と再度すすめられ、体育館の隅の方に場所をもらってそこで寝ることになりました。

【体育館の夜】
木の床の上にダンボールと、東京都○○区と書かれた毛布を1枚敷いて、防寒具まで全て着込んだまま寝袋で休みました。
床の固さと底冷えの中、おせじにも寝心地がいいとは言えませんでした。こんな環境でみなさん1週間近くも過ごしていたのかと思うと体力の消耗は大変なものだろうと思いました。せめて寝る前に熱いお風呂にでも入れれば明日への活力の足しになるのでしょうが、まだそういう状態ではありません。
東京から一緒に行った人はこの1泊で翌朝熱を出してしまいました。

【29日】
朝、持参したパンとミルクで朝食を済ませ、ボランティアセンターへ。
Uさんに簡潔に前日の報告をし、気づいたこととして、前夜消防団の方々とも話したことを話しました。
○市役所には物資が山積みだが、ごく少数の職員が荷下ろしや仕分けをしているよう
だ。
○隣接する自治体のある地区には、役所などに届いた物資が道路の寸断のために十分に届いていない。<十日町からなら入れる。

前者については、すぐにボランティアセンターから市役所へメッセンジャーを走らせてくれ、その日の午後には市役所に届く支援物資の荷下ろしや仕分けにボランティアが活躍するようになりました。>さすがの迅速対応!

自治体を超える地域への物資提供は、センターの方々との意見交換の末、見合わせとなりましたが、私はセンターの出した結論はやむを得なかったものと思っています。
ボランティアは一時のものですが、現地の人々はずっと地域で暮らして行くわけですから、少しでも地元になんらかの負担になるようなことは控えるのが筋と割り切るしかないと思いました。(自分の中で納得しきれてはいませんが)<自前の物資が空になっている以上、仕方ありませんでした。

【広神村へ】
この後、道すがら物資を提供する場面もはさみながら、小千谷方面へ。
小千谷への道のり(道路事情と時間)を検討し、途中の広神村までに行き先を変更しました。
途中、古本屋さんで、漫画本と絵本を買いました。
広神村にある親戚宅に、「こんばんは、元気ですか?」と顔を出すと、たいそうびっくりされました。
不幸中の幸いにして雪国の頑丈な土台の家に損傷はなく、家財道具がめちゃくちゃに倒れて食器やガラスが壊れたほかは、水、ガス、電気すべて問題なく使え、家族もみな元気ということでした。ホッとしました。
広神村は地区によっては避難しなければならなくなっているところがあります。

【堀之内町】
翌朝親戚の案内で堀之内町の避難所(町民体育館)へ。
途中、青々と茂っていた樹木がズルッと下まで崩れ落ち、土がむき出しになっている山を見ました。無残です。
町民体育館では絵本、漫画(シリーズもの3セット)などを受け入れていただきました。
絵本については現場のスタッフの方に「お!それはいいですね。子ども達は暇をもてあましてますから」とのコメント。

漫画と本の入ったダンボールを抱えて避難所に入らせてもらい、近くにいた小学生の女の子に声をかけました。
「こんにちは、漫画と本を持ってきたんだけど、どのあたりに置いたらいいか教えて」
その女の子は少し考えて、体育館2階のラウンジのようなスペースの方向を指差しました。
「あそこね、分かった。一緒に行ってくれる?あの辺のどこに置いたらいいか決めて」
とお願いすると、うなずき、先導してくれました。
段ボール箱の本棚を置き、
「ところで今学校お休みでしょ?どう?」
と聞くと、
「ひま~!!」
と答えが返ってきました。
「そうかぁ、じゃ、子ども達がどんな漫画が好きかよく分からなかったから、面白くないのがあったらゴメンねだけど、暇なとき、読んでね。ばいばーい」
そう言ってその場を離れて歩き出すころ、本の周りにどんどん子ども達が集まってきて、あっという間に漫画や絵本を読みふけり始めました。

堀之内町役場の近くにある社会福祉センターには特別養護老人ホームから避難をされたお年寄りたちがおられるとのことで、こちらも人手や大人用の介護用品の不足に困っているというお話しでした。

この後、小出インターから高速道路を使って帰って来ました。
仕事の状況を見ながら、また仲間達と一緒に行くことにしています。
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以上。

若竹りょう子(小金井市議会議員・無所属)
ryoko@wakuwaku.org
http://www.wakuwaku.org

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